Tの存在 ~jr.研究員ミッション~


「あら、いたの?」

第一声の妻の言葉。

なんだこれ。

まるでいつもいないとか

存在感がない

みたいだ。

「いらっしゃい。」

と奥さんは微笑んでくれた。

「お邪魔してます。」

「んで?何この子ら。」

奥さんは聞いた。

「え?あっちから来たんだって。」

「そうなの。大気汚染に苦しんでる愚民たちの仲間ね。」