と、男はきいた。 「何にもないよ。」 と愛はいった。 「ですね。」 と俺も言った。 「そうか、なんかお互いさんからパワー感じるんだよね。」 「パワー?」 「そう、俺らには人のオーラっつーのも見えんだ。」 「へぇ。」 「だから、アイツは機嫌が悪いとか、寂しいとかってのすぐわかるんだ。」 すごい機能。 「だから、俺わかるんだ。なんか特別な想いっつーやつ。」 特別? 俺が? 愛に? 私が? ・・・・海に? ・・・。 分かるんだ・・・。