「麗華!遅かったじゃないの!!…さっ、ご挨拶なさい、碓氷グループの拓也さんとその奥様の百合香さんよ」 「初めまして、愛川 麗華です」 部屋の中には、お父さんとお母さんの他に優しい表情をした二人がいた 「初めまして麗華さん、いつも二人がお世話になってます」 「あ、いえ…二人?」 二人って誰の事だ…? 「なんで、二人がここにいるんだよ!?」 「親父、お袋…」 えぇ~!! この二人、龍と虎の親だったの? 確かに、龍の目はお父さん似で、虎の目はお母さん似かな?