龍と虎とは、生まれた時から一緒だった
産まれる日も一緒、小学から今の高校までもが一緒って二人は私の護衛だから仕方ないんだけど…
「よしっ!出来た!!…後は龍任せたよ!!僕、着替えて来るから」
「おぉ〜…こっち来い」
虎は、私にドレスを着せ終わると急いで自分の支度をしに行った
一方、龍は化粧道具を鏡の前にだしはじめた
「早く来いよ…時間ないんだ」
「うん…」
そういうと、ドレスを引きずらないように持ち上げながら椅子に座った
「目、ずっと閉じて…直ぐに綺麗にしてやるから」
「当たり前でしょ、いつも以上に綺麗にしなさい」
龍は、クスリと笑ってメイクを始めた

