「ゆうこ、はるな、あっちゃんこっち~」
泣いたのがばれないようにガッツリメイクをしてこないだ買ったばっかの気に入ってる服を着てまずい店の前で大きく手をふった。
「あのさ・・・ともちんってこの店入ったことある・・・・?」
こじはるはすごい嫌そうな顔で店を指指した。
「あるよ♪」
あっちゃんとこじはるは絶句していた。
そんななか優子はすごい笑顔で店を見つめていた。
「ねえねえ!この店ってことはともちんの恋バナでも聞けるんじゃない?」
優子は嬉しそうに皆に行った。
いつもともの心は優子には見透かされる。
「まあ、とものためなら・・・」
あっちゃんがそう言うとこじはるも頷いた。
「よし!じゃあれっつらご~♪」
ともは勢いよく店のドアを開けた。
皆でメニューを見て絶句。
「あの~・・・一番おいしい料理ってどれですか?」
優子が困った顔で店の人に聞いた。
っていつも困り顔か(笑)
「おいしいじゃなくて一番マシな料理じゃない~?」
こじはるはこんなところでもよくやってくれる。
優子がこじはるに向かって「シー!」ってやってるのを見てともとあっちゃんは大爆笑。
そこの店員さんは案外ノリがよく笑って流してくれた。
「オムライスがマシだよ~」
店員さんが言うならってことで皆でオムライス頼む事にした。
味はすっごい微妙だけど店には誰にもいなくて普通に話ができた。
