「早緑くん、こっち来てるよ!!」 「えっ…うそ!?」 驚いて振り返ると 早緑くんの体が目の前に。 息を整えるだけで精一杯。 「サク、秋が呼んでる。 なんかカギがどうとか言ってたよ。 なんかあったの?」 あたしの中でピキッと 心臓が音を立てた。