双子のキモチ《短編》




安心して教室に戻ってたら
ドアのところに早緑くん発見!!




「なにしてるの?」


「あっ、サク!!
あのさ理科のファイル貸してくれない?
昨日持って帰ったまま忘れちゃって」




大チャンス!!!
と思い、直ぐにファイルを取りにロッカーへ。




「はい。これでいい?」


「さんきゅ!助かった!!」




爽やかに走って行った早緑くん…。


あ…ヤバい……。


胸のドキドキが止まんない!!


キュン死に寸前、
カッコいい~!!!




「そんなにいいか?」


「当たり前じゃん!!
なに言って………っ!!」


「へぇ~?」




目の前にはニヤニヤしながら立っている秋…。



嘘…ですよね!?