不思議な名前だって思った。
何でそんな変な名前なんだろう。
そう思ったらまた笑みがこぼれてきた。
「俺がここを作ったの。」
俺がここを作ったって。未成年じゃ・・・
そう思って顔を上げたら、
どう見ても高校生に見えない人だった。
なんで男の子って勘違いしたんだろう?
「あの。年いくつですか?」
自然とその質問が出ていた。
たぶん無意識の内の行動。
「俺?28ぐらい。秘密だよ。」
そう言ってにやりと笑った。
この人は何だろう?
妙に親しみをもてる大人のように感じた。
「出来た。」
私はこの人を眺めてしまってたみたいで。
消毒を終えた睦月さんが顔を上げたとたん目が合ってしまった。
「どうしたの?」
そういって優しく微笑む睦月さんから目が離せなかった。
「いえ・・・何でも有りません。」
そう嘘つくことが精一杯だった。
ドキドキしてしまっていた。
いつものようにどうせ何も出来ないんだろうけど。
何でいつもこうなんだろ?
好きなら好きって言いたいのに。
どうしたら治るんだろう。もう辛いんだよ。
こんな冷めた性格も・・・
誰かに包み込んで貰いたかった。
「何か飲む?」
そんなちっぽけな悩みを溶かしてくれるかのように優しい一言だった。
何でそんな変な名前なんだろう。
そう思ったらまた笑みがこぼれてきた。
「俺がここを作ったの。」
俺がここを作ったって。未成年じゃ・・・
そう思って顔を上げたら、
どう見ても高校生に見えない人だった。
なんで男の子って勘違いしたんだろう?
「あの。年いくつですか?」
自然とその質問が出ていた。
たぶん無意識の内の行動。
「俺?28ぐらい。秘密だよ。」
そう言ってにやりと笑った。
この人は何だろう?
妙に親しみをもてる大人のように感じた。
「出来た。」
私はこの人を眺めてしまってたみたいで。
消毒を終えた睦月さんが顔を上げたとたん目が合ってしまった。
「どうしたの?」
そういって優しく微笑む睦月さんから目が離せなかった。
「いえ・・・何でも有りません。」
そう嘘つくことが精一杯だった。
ドキドキしてしまっていた。
いつものようにどうせ何も出来ないんだろうけど。
何でいつもこうなんだろ?
好きなら好きって言いたいのに。
どうしたら治るんだろう。もう辛いんだよ。
こんな冷めた性格も・・・
誰かに包み込んで貰いたかった。
「何か飲む?」
そんなちっぽけな悩みを溶かしてくれるかのように優しい一言だった。
