『ルナ、愛してる…』


『ルカ…私も…愛してる…』


私達は、愛し合っていた…

それは、とても幸せな日々で、時間が経つのを忘れるぐらいだった…

このとき、私とルカはこの幸せがずっと続くと思ってた…


あの日までは…



『ルカ?どうしたの?』
ルカの様子がおかしい…

『ごめんな?守ってやれなくて…』



ルカ…?




『ルカ?』



ルカは優しく微笑んで



『ごめんな?ずっと、一緒にいてやれなくて…』

と言った



『ルカ?』



私がルカに近づこうとすると

周りは血の海ができていた



『うっ…』


『ルカ!?』


『黙って…ろ』


『ルカ…?』


『裏の出入り口にアシュレイを待機させてる…そこから、ルナは逃げろ』

『逃げる…?なんで…?』


『時期に、ここは火の海になる…父上がルナの家に奇襲をかけはじめた…』


『え!?』


『だから、お前だけでも逃げろ…』


『ルカは!?一緒に…』


『俺は……………






行けない…』