ふと時計に目をやると、時刻は7時を大きく回っていた。
なんとなく病室の外の静けさも早朝よりは賑わっている。
そしてはっと俊介くんの事を思い出す。
「あ…、あたし、俊介くん起こしてきますね」
あたしが間宮さんから離れようとすると緩く腕を掴まれる。
あたしが首を傾げると少し真剣な顔つきで口を開いた。
「…一緒に寝た?」
「は?」
「あいつと一緒に寝たのかって聞いてんの」
「はあ?」
真剣な顔つきかと思えばこうも訳のわからない質問をする間宮さん。
少し呆れたけれど、これがいつもの間宮さんだと心の中で微笑した。
「ちゃんと別の場所で寝ました!間宮さんと違ってすごく紳士でしたよ」
「紳士って…俺はお前の彼氏なんだし一緒に寝たって平気だろ」
「…はいはい。良いから、行ってきますね」
きょとんとする間宮さんに何を言っても無駄だと思ったあたしは、それを軽くあしらって病室をでた。
なんとなく病室の外の静けさも早朝よりは賑わっている。
そしてはっと俊介くんの事を思い出す。
「あ…、あたし、俊介くん起こしてきますね」
あたしが間宮さんから離れようとすると緩く腕を掴まれる。
あたしが首を傾げると少し真剣な顔つきで口を開いた。
「…一緒に寝た?」
「は?」
「あいつと一緒に寝たのかって聞いてんの」
「はあ?」
真剣な顔つきかと思えばこうも訳のわからない質問をする間宮さん。
少し呆れたけれど、これがいつもの間宮さんだと心の中で微笑した。
「ちゃんと別の場所で寝ました!間宮さんと違ってすごく紳士でしたよ」
「紳士って…俺はお前の彼氏なんだし一緒に寝たって平気だろ」
「…はいはい。良いから、行ってきますね」
きょとんとする間宮さんに何を言っても無駄だと思ったあたしは、それを軽くあしらって病室をでた。