目が覚めて瞼を上げると、一瞬ここはどこだろう、と思った。
それから直ぐに昨日あった事を思い出す。
少し痛い身体を起こして、革靴を履いた。
辺りはまだ静かだったから、なるべく音を立てないように。
間宮さんの病室の前には、「間宮壮平」と書かれた札が掛かっている。
2人部屋らしく、もう片方の札には名前がない。
事実上の1人部屋という事だろう。
あたしはまだ眠い目をこすりながら、時計を見た。
「6時半…」
いつももっと遅く起きるせいか、その時間に少し驚く。
それから、入っても良いのかなと思いつつも、間宮さんの病室にゆっくり足を踏み入れた。
入って直ぐのベッドには、誰も寝ていない。
抜き足で進むと、窓際のベッドが視界に入る。
そしてそこには、間宮さんが居た。
点滴を繋いでいる。
仰向けに寝ていて、寝息を立てている間宮さん。
それから直ぐに昨日あった事を思い出す。
少し痛い身体を起こして、革靴を履いた。
辺りはまだ静かだったから、なるべく音を立てないように。
間宮さんの病室の前には、「間宮壮平」と書かれた札が掛かっている。
2人部屋らしく、もう片方の札には名前がない。
事実上の1人部屋という事だろう。
あたしはまだ眠い目をこすりながら、時計を見た。
「6時半…」
いつももっと遅く起きるせいか、その時間に少し驚く。
それから、入っても良いのかなと思いつつも、間宮さんの病室にゆっくり足を踏み入れた。
入って直ぐのベッドには、誰も寝ていない。
抜き足で進むと、窓際のベッドが視界に入る。
そしてそこには、間宮さんが居た。
点滴を繋いでいる。
仰向けに寝ていて、寝息を立てている間宮さん。

