嘘カノ生活

「や、そういう意味じゃなくてですね…」
  
必死に弁解の言葉を探したけど、それは遮られた。

 
 
「…だな。いつか本当にこうなったら良いのに」

「え?」

「俺とお前と、俺らの子供と暮らせたら良いな。いつか、ずっとずっと」
  
 
 
純粋に嬉しいと思った。

そうやってずっと先のことも考えていて、間宮さんのこれからにあたしがいることが。 
 
  
 
 
「はい…」

そう返事をすると、背中に温もりを感じた。
 
間宮さんが後からあたしを抱きしめていると直ぐにわかる。