私は覚えている。
君を初めて知ったときを、
君と初めて話したときを、

最初出会ったのって、
中学の入学式の時の渡り廊下だったよね?
覚えてないよね・・・

私にとっては大事な記憶でも
君にとってはただの同級生

わたしは大田麗 当時13歳
みんなは れーちゃん、れい、れーって
呼んでくれていた

小学校は県1の悪い学校だったらしい
自分らにその自覚はなかったけど
今となっちゃ、結構悪かった

授業なんて覚えてないし
いじめなんて当たり前。
 
いじめられるやつが悪い、

この考えが通っていたぐらいだ。

いじめも軽いのではない

生徒に対しては
給食に牛乳を入れて飲ましたり、
水筒に洗剤をいれたり、
服をボロボロにしたりした。

そんな学校にいたせいか、
中学では私の学校の人には指図できない制度ができていた