牙龍 私を助けた不良 上





「─、────」


「───、────!?」



・・・煩い( ̄ ^  ̄ )


ヘッドフォン越しに聞こえてくる、騒がしい声。ゆっくりと眠たい目を開け、身体を起こした。



「あれま、起きちゃった?」



給水塔から下を見下ろすと、六人の男が立っていた。見たことない奴等だ。


てゆーか、頭がカラフルで目がチカチカするんだけど・・・。



「ちょっと〜?無視せんといてや。降りてきてくれへん」