朱里はうんうんと頷くと、二・三言話してから通話を切った。 何やら難しい顔をしながら、回りにいる仲間たちの顔を見た。 「凜華が住んでるマンションのコンシェルジュが、帰って来たのを確認したらしいのん」 「様子は?」 「びしょ濡れで帰って来たらしいの。今は、凜華の叔母が来てるみたいって」 「・・・無意識に家に向かったってことかにゃ?」 ネルが不思議そうに聞くと、朱里は分からないと頭をふった。