「ちっ、あのなぁ・・・」 『──私は、いつもの場所にいる』 『ありゃ、姫ちゃん起きてたのか──ってちょっと、寝るの早いにゃっ!!』 「あっそ、了解しましたよー」 一瞬だけ、違う声が聞こえた。小さすぎで、どんな声かはよく聞き取れなかったが、おそらく女だ。 シャドウは気怠そうに返事をすると、スカイプを切ったらしい。パソコンから音がしなくなった。 そして、 「こういう訳なんで」 「私達は待ってるね」 ──我らがknightの姫君と共に。 溢れた不敵な笑みに、一瞬だけ息をハッと飲んでいた。