・・・要らなくなるのかな。 案内係の人に誘導されて暗がりに入りながら、殻とも言えるヘッドフォンに触れる。 銀色の鈍い光が、入り口の扉を閉められたことにより、更に鈍くなる。 小さく息を吐き出して、ヘッドフォンを外すと、暗い通路を歩き始めた。 中は外装と同じくらいの装飾がされており、それに加えて、落武者・井戸といったものもあった。 ・・・うわ、こんにゃく引っ付いた。 竿にぶら下がっていたこんにゃくらしき物体が、頬にへにゃりとくっついて鳥肌がたった。