「志貴」 「あと少しなので待って下さい」 志貴は珍しく真剣そうな声でそう言った。 そうかと返して近くのソファーに座った。 このところ、志貴はパソコンを毎日弄っている。学校でも溜まり場でも。 何かを嗅ぎ回っているようで、何のためかは分からないが多分俺達にも関わってるだろう。 「何をボケッとしとんや、龍騎」 「・・・さぁな」 少し窶(ヤツ)れたような暁がやって来て、反対側にあるソファーに座った。 ようやく陸斗と海斗が解放してくれたらしい。・・・大変だな。