「大丈夫かっ?」

「あ、あたしたちは…」


シェーナの言う通り、みんなはかすり傷程度で意識もしっかりしていた。


「ウェイズ?」

「あ、あいつは…」

俺が指差した方向には、信じられない人物がいた。