「ああ。そうだな…。」


ゆっくりだけど歩み出した、あたしたち。


街に近付き、街の人たちの姿が見えた。


すると。


『英雄が帰って来たぞー!』

図太いおじさんの声と同時に、大きな歓声が鳴り響く。


横では、悠都が静かに微笑んでた。


〜end〜