『全てを消し去る火の砲弾となれ!』 俺の横でそうシェーナが叫ぶと、彼女の掌に二つの火の砲弾が出来上がる。 一つは街に飛んでいく魔法弾に向かい投げた。 __ボンッ イビルの魔力が弱まっていたためか、見た目の割りに威力が弱く、小さな煙を立てながら消滅した。 __シュゥゥゥウ 段々力強く聞こえる、独特の魔法弾が風を切る音。 それは、魔力を使い果たし、衰弱しきった俺に向かって飛んでくる。