__ドォォォオン


辺りに砂煙が立ち込める。

『条件は揃った。さぁ、始めよう…。』

イビルの声が聞こえるのと同時に、俺の右腕に痛みが走った。


「う゛…う゛ぁぁぁああ!」


《ど、どうしたんじゃ!》

水伯と雷神が俺に近寄ろうとした。

“!!!”

二つの神は息を飲む。

〈おい、じーさんこれってYO…〉