ドォォォォン

イビルの攻撃が始まったと同時に、街の人の悲鳴もより一層大きくなった。

「シェーナ。お前はまず、街の人達を避難させてくれ。」

「えっ、でも。右…」


「心配すんな。俺は全然大丈夫。」


「わかった。すぐ戻ってくるから。」


そうウェイズに告げ、あたしは街の人達を急いで避難させるため、ウェイズの元を離れた。