心の光

学校に向かう足取りは重く…昴たちに会いたくねぇな。と思っていると。


『よぉ優馬。今年も同じクラスがえぇなよ。一緒に掲示板見に行こうぜ？』

今一番会いたくない昴にあってしまった。
『お…おぅ。誰がクラスおるかな？』

なんて明るく言ったが内心は嫌で嫌でしょうがなかった。



―ｻﾞﾜｻﾞﾜ

『優馬…俺２組だって。離れたな…』

『オレ３組だ。でも隣じゃけえくね？』

…もっと離れたかったが。