「俺たち結構相性いいんだねー」
「……待って。私が葉っぱでソウは芯が好きなんでしょ? それじゃ気が合ってないんじゃないの?」
そんな私の言葉が終わらないうちに、ソウは首を横に振って言葉を重ねてきた。
「いやいやっ! 葉っぱと芯だからいいんだよ」
「……どういうこと?」
今に始まったことではないけれど、ソウの言いたいことは全く予測できない。
「だって、俺とミナさんなら、ひとつの白菜を葉っぱと芯に分けておいしく全部食べれるんだよ。──逆に2人とも芯が好きだったりしたら、鍋なんて悲劇だって!」
「……」
「俺たち──俺と彼女はどっちも芯が好きだったから、よく芯を取り合ってケンカしてたよ。最後には鍋の中に葉っぱばかり残っちゃってさ」
「嫌いじゃないんだったら、葉っぱも食べればすむんじゃない?」
「イヤイヤ、それを言っちゃったらつまんないんだって。好きなものをいっぱい食べたい、っていう話なんだから」
「……」
ふーん。
そうなんだー。
よかったねー。
力説するソウを見ていても、そんなため息交じりの言葉しか浮かんでこない。
「あっ、鍋だけじゃなくて白菜キムチだってそうだよね!」
自分で言っておきながら、そんな大発見に1人満足しているソウ。
……なんだか説得力があるんだかないんだか。
あんな≪ゲーム≫を思いついてみたり、白菜の好みについて熱く語ってみたり、
ソウって、本当に不思議な人。
「……待って。私が葉っぱでソウは芯が好きなんでしょ? それじゃ気が合ってないんじゃないの?」
そんな私の言葉が終わらないうちに、ソウは首を横に振って言葉を重ねてきた。
「いやいやっ! 葉っぱと芯だからいいんだよ」
「……どういうこと?」
今に始まったことではないけれど、ソウの言いたいことは全く予測できない。
「だって、俺とミナさんなら、ひとつの白菜を葉っぱと芯に分けておいしく全部食べれるんだよ。──逆に2人とも芯が好きだったりしたら、鍋なんて悲劇だって!」
「……」
「俺たち──俺と彼女はどっちも芯が好きだったから、よく芯を取り合ってケンカしてたよ。最後には鍋の中に葉っぱばかり残っちゃってさ」
「嫌いじゃないんだったら、葉っぱも食べればすむんじゃない?」
「イヤイヤ、それを言っちゃったらつまんないんだって。好きなものをいっぱい食べたい、っていう話なんだから」
「……」
ふーん。
そうなんだー。
よかったねー。
力説するソウを見ていても、そんなため息交じりの言葉しか浮かんでこない。
「あっ、鍋だけじゃなくて白菜キムチだってそうだよね!」
自分で言っておきながら、そんな大発見に1人満足しているソウ。
……なんだか説得力があるんだかないんだか。
あんな≪ゲーム≫を思いついてみたり、白菜の好みについて熱く語ってみたり、
ソウって、本当に不思議な人。



