そして更に、ソウは私を驚かせる。
「ミナさん、明日、会いに行ったら駄目?」
「何馬鹿なこと言ってるの? 病み上がりなんでしょ?」
「いや、もう決めたから。それにミナさん、さっきから泣いてるみたいだし」
私は、思わず自分の頬に伝う涙を手で拭った。
「今、ミナさんに会わないと後悔するから。会いに行かせて?」
「だけど……」
「ミナさんの顔を見たらすぐ帰るよ。こっちでやり残してることもあるし。……ただ、とにかくこの《ゲーム》を終わらせようよ。そうしないと俺たち、何も始まらないから。ね?」
さっき拭ったばかりなのに、私の頬は次から次へと零れ落ちる涙ですっかり覆われていた。
こんな時、本当なら『来るな』って言わないといけないのに。
それなのに、ソウに会いたいという気持ちを抑えることができなくて。
嬉しくて。
「──ソウには何を言っても無駄なのね」
「うん、もう決めたんだ」
「私の気持ちなんてお構いなしで?」
「うん!」
悪びれる様子もなく、ソウは言った。
そんなソウの言葉はあまりにも真っ直ぐすぎて。
──ほら。気がつけば、やっぱりソウのペースだ。
私はきっと、これからもずっと、ソウにはかなわない──。
「勝手だよ、ソウは……」
「ありがとう」
「なんでお礼言われるのか、訳わかんないんだけど!」
「ミナさん、明日、会いに行ったら駄目?」
「何馬鹿なこと言ってるの? 病み上がりなんでしょ?」
「いや、もう決めたから。それにミナさん、さっきから泣いてるみたいだし」
私は、思わず自分の頬に伝う涙を手で拭った。
「今、ミナさんに会わないと後悔するから。会いに行かせて?」
「だけど……」
「ミナさんの顔を見たらすぐ帰るよ。こっちでやり残してることもあるし。……ただ、とにかくこの《ゲーム》を終わらせようよ。そうしないと俺たち、何も始まらないから。ね?」
さっき拭ったばかりなのに、私の頬は次から次へと零れ落ちる涙ですっかり覆われていた。
こんな時、本当なら『来るな』って言わないといけないのに。
それなのに、ソウに会いたいという気持ちを抑えることができなくて。
嬉しくて。
「──ソウには何を言っても無駄なのね」
「うん、もう決めたんだ」
「私の気持ちなんてお構いなしで?」
「うん!」
悪びれる様子もなく、ソウは言った。
そんなソウの言葉はあまりにも真っ直ぐすぎて。
──ほら。気がつけば、やっぱりソウのペースだ。
私はきっと、これからもずっと、ソウにはかなわない──。
「勝手だよ、ソウは……」
「ありがとう」
「なんでお礼言われるのか、訳わかんないんだけど!」



