『ガラガラ・・・』 窓を開けると外の空気が私の部屋に入り込んできた。。。 私は部屋の壁にかけてあった制服を手に取ると 乱暴に『プージャ』を脱ぎすてて その制服をきた。  私の学校の制服は カッターシャツに赤いリボン チェックのスカートという風な制服だ。。。  実はいうと 私はこの制服に憧れてこの高校にはいったんだ!!    私の名前は 野村いちご!! この春で高校生!! 身長は158㌢で髪の毛は茶色のストレート 外見はふつうな方。 性格もみんなと同じで 好きなコトは『恋愛』 このいったって普通な私にこれからどんなコトが待ち受けているか 私は全然知らない。。。  新しい制服を着ながら 鏡の前に立って ブラシで髪をとき 薄いメイクをすると急いで階段をおりて 急いで朝ごはんを食べて 急いでスニーカーをはくと玄関をでた。 私が高校に行く途中に大きな桜の木がある その木はまっすぐ伸びていて私をながめているようだった。 高校の門の前に立つと 私は大きい深呼吸をして門をくぐっていった。 私の組は『1-2組』その組には中学生から親友の『音夢』もいた。 だから少し安心して教室の中にはいっていけた。 教室の中はとてもにぎわっていた。 高校生にもなると 流石にみんな外見変わるなと思っていた。。。 まだ音夢はきていないみたいで。 私は 黒板にかいてある番号を見て 私の席に向かって歩いた。 『ドンッッ!!!』 いきなり背中の後ろに誰かがぶつかってきた その子は「わりぃ!!」といってじゃれあっていた友達の方に戻っていった。 『いちご!!』いきなり誰かに名前を呼ばれた 振り向くとそこには音夢がいた!! 私は『音夢ぅ!!』と叫んで音夢の方に走っていった。 私は音夢とじゃれあっていると教室のドアが開いて先生が入ってきた。 『今日からあなた達の担任をする事になった 上西 友子だ!! ヨロシクなぁ!!』と先生が言った。 『じゃあまずは自己紹介をしてもらう!!』先生がこの言葉を口にした瞬間一人の隣の席の男の子が大きく手をあげた。『俺から自己紹介するっ!!! 俺の名前は野村 凛だぁ!! 好きな物は女の子 ヨロシクなぁ!!』大きな声でそう叫んだ。 髪の毛は茶色で目が大きくて 可愛い子犬みたいな顔をしていた。 この時彼を見た瞬間 私の運命は変わっていった。