5センチ。





大した会話もないまま、学校から一番近い小さい公園に着いた。




「何飲む?」



「あ、大丈夫。自分で買うから」



「おごるって言ったじゃん。良いから、何飲むの?」




「……じゃあ、これ」




小さめの缶の炭酸ジュースを指差した。



「押して」


そのままボタンをすと、大きな音を立ててジュースが落ちてくる。


って、当たり前か。