5センチ。





今思ってることを話してたら、今日の体育の時間のことも話してしまった。


松田は、それだけでこんなにウジウジ悩んでるのか、なんて笑ったり呆れたりしなかった。



ただ黙って、私が落ち着くのを待ってくれた。



そして、



「じゃあ、オレがいなくならなければいい?
咲月が安心するまで、咲月がもうオレを必要としなくなるまで、
ずっと一緒にいられたらいい?」



「え?
どういうこと」




松田の言ってることがよくわからない。

なんでそこまでしてくれるのかもわからない。