「ありがとう。でも、大丈夫だよ。
そりゃ、5センチもらってくれたら大助かりだけど、私は松田がそばにいてくれたらなんとか乗り越えられる気がするから。
って、なんか大げさ?!」
引いたかな……と恐る恐る松田の顔覗いてみると、
「ちょ、見ないで。
今めちゃくちゃ恥ずかしい顔してるから、オレ」
おそらく真っ赤になっているであろう顔を両腕で隠して、松田は後ろを向いた。
「え? なんで?」
「いいから、こっち向かないで!」
よくわからないけど、引いてないみたいだから良かった。
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