5センチ。




「『今日は』って、いつも取れないの?」



コクリと頷く私を見て、松田は驚いたような表情になった。



松田に友達にはいないのかな、自販機不得意な人。





「もう、いいから。
どっか座って話そうよ」



恥ずかしいのと、暑いのとで顔を赤くして、私は松田を近くのベンチに座らせた。