あっ! 和紀にも電話しなきゃ! めっちゃきてたよね…。 プルルルル… 「あ゛?」 和紀はワンコールで出た。 「あ、もし?あたしだけど…」 「お前、電話でろよ!」 いきなりの大声にちょっとびっくりしてしまう。 「はぁ?あたし今、文化祭の準備で忙しいんだけど。」 「文化祭?」 「そ。文化祭☆」