はぁ… 今日は最悪だ! せっかく和紀達とも仲直りできると思ったのに…。 結局、私は迷惑かけてばかりで… いつからこうなっちゃったんだろう。 こんなに弱い人間になりたくなかったのに。 「おい!!」 急に和紀に名前を呼ばれ、振り返る。 「なに??」 和紀はすごい。 どうしてこんなにも人の気持ちがわかるんだろう。 「お前…。」 「気にすんな。」 そう言って頭をなでてくれた。