他愛ない会話が続き、資料室に着いた。 この資料室は、かなり古いらしくて、生徒は入ってはいけないらしい。 そうゆう部屋の片付け生徒に頼んじゃ駄目でしょ… なんて思いつつも、鍵を開け重いドアを引く。 ギー… 「うわっ、きたな!!!」 「ゴホッ…」 明かりをつけるとはっきりと分かる。 本や紙がそこら中に広がっていて、ほこりが舞っている。 くもの巣まで張ってある。 「どんだけ掃除してないんだよ!」 私の一言に萩人も頷く。 .