………… ……… …… 無事、四泊五日の旅行も終わり、単車を飛ばして地元へ帰ってきた。 明らかに雅明の様子がおかしいが、何も触れずにいた。 きっと俺に言えない事だから…。 けれども、佐々木の様子もおかしかった。 あの夜から、そわそわしていた。 まるで、今日の土曜がきてほしくないとでもいうように。