「それで、ずっと白龍と紅虎は犬猿関係だったんだ。」 切なそうな雅明は、私と目を合わせずに海を見ている。 「俺が白龍入って一年くらいかな?俺は………」 眉を歪め、 「裏切られたんだ…。」 裏切られた? 「それってどうゆう…」 「俺は、和紀を釣るための、ただの“道具”だったんだ。」 道具… 「そん時から和紀強くってさ?色々怨み買ってたんだよ…」 だんだんと話が見えてくる。