「行こ、唯!」 唯の手をとり、歩き出す。 「あっ、ちょ、愛華!」 慶や哲平の声を無視し、喫茶店から出る。 「いーの愛華…?」 しばらくした所で唯が口をひらく。 「いーのいーの!あんな奴らなんかほっといて♪」 「でもあれって…紅虎じゃないの?」 唯から意外な言葉が。 「…知ってるの?」 「超有名だよ♪いゃぁ〜イケメンしかいなかったね☆☆」 へぇー…有名なんだぁ…。 て、イケメン一人もいないわ!! 「愛華関わりあるんだぁ☆いいなぁっ!」 キラキラとした目で話す唯は明らかにまじで…。