目を覚めるのは
朝の挨拶の声…

そのはずだった



音「ゆう!起きて」
ゆう「おはよう!1時間目なに?」
音「何言ってるの?
もう放課後だよ?
ゆうよく寝てるんだから」
ゆう「嘘っ
やべっ…」
音「何がよ…もう
帰るよ…」
ゆう「うん…」
音「進路どうすんの?」
ゆう「うち高校選べないし…」
?「まぁ赤点じゃあ
選ぶほどの成績ないよね」

あっこの優しい声と
むかつくセリフ…
私、知ってる。

音「失礼でしょ?
ゆうだって頑張ってんだから」
?「でも音お前のが失礼だって
頑張って赤点レベルって言ってるし」
音「そんなこと言ってないです
そういうとこ空、直した方がいいよ」
ゆう「ストップ!
待って状況わかんないんだけど」