「えっ」と男子達は、表情が固まる。
全員顔に「俺がそんな繊細なことすんの?」と書いてある。
「もちろん、女子にやってもらう」
「なら良い」
克弥は安心した様にいう。
「美術の先生とか利用したら大丈夫だろっ。女子と先生に後で交渉しに行くよ。女子はやってくれるかどうかだけどな」
ハハハと苦笑気味に笑う私を見て、克弥が言った。
「多分、李津のお願いを断る女子は、いないんじゃねぇかな」
「何でだよ?」
「木ノ下、いつか分かる。女子の周りをあるけば聞こえてくる」
他の男子もそう言って、周りもうんうん、とうなずく。
訳が分からない。
