砂時計

そんなの俺に分かる訳ない。



でも、リオが今にも泣き出しそうな顔してる。




「……リオは、寂しい?」


「寂しいよ。だって、何で一緒に暮らせないの?



 家族でしょ? 私達……」





「家族……か」





ボソリと呟くと



そのまま泣くのを堪えているリオを連れて



病室へ向かった。




父さんの病室に……。