「ピピピッピピピッ―――。」 「あー今日もまた1日が始まるぅー。 もうちょっと寝よ…。」 あたしの1日はまず二度寝から始まる。 しかし…。 「ピーンポーン。」 そう。あいつはあたしの二度寝を 毎朝邪魔してくる。 もうこの生活が始まって半年経つ。 なのにあいつは いまだに諦めず、スカウトしてくる。 「ピーンポーン。」 もうあいつはカメラマンになったらしい。 でも、あたしは拒否中。 「ピーンポー『なに。』」 「やぁっと出た♪」 「あんたさ、 よくこんな朝からこれるわね。」