「ピーンポーン。」


来た!!翔太だよ…きっと…。

緊張気味…。

モデルになるってことは
もちろんだけど

スタジオが翔太の家だっていうから
もっと緊張する…。

どんな家なんだろ…とか
全部知りたい!って欲が出ちゃう…。


「ピーンポーン。」


あぁ…、こんなことなら
モデル辞めときゃ良かった…。

でも、これは自分を育てるための
試練。

勇気っていうのかな?

一歩踏み出さなきゃいけないってことは
自分が一番分かってる。

ここで逃げてはいけない。

誰かがあたしに言ってる。


「ピーンポーン。」




「おはよ…。」