「離して!!」




「俺らにはむかうからだろ。」


もう最悪だ…。
蓮…助けて…。
あたしは、目を閉じた。


「ちょっとちょっと俺の彼女に何してんの?」


ん?蓮?
あたしが目の開けると

知らない人がいた。


「ちょっ!!だ『俺の彼女だから返してもらうよ。』」


あたしは、その知らない人に
手を引かれその場を逃れた。


「ちょっと!!離して!!」




「あ~ゴメンゴメン。」




「あんた誰よ!?」




「俺がいなかったら
君助からなかったんだぞ?
感謝してほしいもんだね。」