あのクリスマスから
もう5日も経っていた。

そう、明日は大晦日。
その前の日の30日をあたしは

真央美と過ごしていた。

真央美とは、ただの恋バナ。

あたしはなんもないけど、
真央美にはなにかあったらしい。

んで、今日は呼び出された、

という訳…。



「真央美~。なんなの?
話って…。
あたしは、明日の『誘われた…。』」




「は!?」



「だから、誘われたの。」



「いや、誰に?」



「もちろん、神楽坂に…。」



「良かったじゃん?
もしかして、それだけ!!?」