「そうかなぁ~?」



「そうに決まってるじゃん!!」



「美咲がそう思うなら別にいいけど。
あ、そうだ!!」



「どうしたの?」



「今日って新たな毎日の始まりじゃん?」



「そう…なの?」



「そうだよ!!
美咲は瓜生様のことを好きだと
自覚した日で、
私は神楽坂の応援役にまわった日。
これは、きっと運命なんだよ♪」




「うん…めい?」



「そうそう♪」



「新たな毎日の始まり…。」


あたし達のお互いの一日目は
今までの生活から終止符を打った日になった。

明日からは、違う新たな日。




このときは、まだ何も知らなかった。