「じゃあ~成立だな…指きり」


指きり?


相庭君が人差し指を出して来る。
そして強引に私の左手の人差し指と絡める。


「指きりげんまん…嘘付いたら…針千本のま~す!!」


メロディまでつけて私と約束を交わした。


私よりも長身で大人びた顔の相庭君が・・・



その行動が何だか…可愛くて…母性本能をわし掴みされる。



「マジで蛍先生には言うなよ~言ったら…マジで俺の女にする!」


「ええ~っ!!?」