「・・・」


「ヤバイぞ~お前」


「何がヤバイの?」


私の頭の中は疑問符だらけになってゆく。


相場君は制服に付いた汚れを払って歩き出す。


「待って!!!相庭君」


私も彼を追い駆ける。


「そうだ!!」


何かを思い出したかのように呟き私の方に振り返る相庭君。


「き、急に止まらないで!!!」



私は相庭君の胸に体当たり。