私はゴミ箱を置いて木々の中に足を踏み入れる。


「!!!?」


男子数人を相手に相場君が一人で喧嘩!!


相庭君の右頬が紫色に腫れ…口の端から血が流れていた。


倒れ込む相庭君。


その相場君に容赦なくケリを入れ込む男子たち。



ヤバイ・・・!!!


そうだ!!蛍都さんを呼んでこよう~


踵を返したとたん…私は足の踵で枝を踏んだ。


彼らに私の気配を気付かれた様子。



しかし、男子たちは私の姿を確かめず…逃げ出してしまった。