思わず…私は持っていたコンパクトの鏡で首筋を見つめる。


「…嘘だよ~それとも見えねえトコにあるのか??」



相庭君は私に顔を近づけて…耳元で囁く。



相庭君…朝から変な方向に…話を向けてくる。
超最悪のヤツに…バレちゃった・・・


「私たちは…そんな仲じゃないの…」



「ハァ!?結…?」


私は相場君の口を手で塞いだ。


「お願いだから…皆には秘密にして…」


相庭君は私の手を口元から払う。


SHRで蛍都さんが教室に入って来た。