今夜も蛍都さんの部屋で就寝。



「んっ…」



蛍都さんは何度も角度変えて、私の唇にキスを落とす。



漏れる吐息と声。



身も心…すべて重ねて二人の存在のかけがえなさを確かめる。



夜の蛍都さんは人の皮を被ったオオカミさん。



囁く言葉は甘く。



触れ合う唇は熱く。



私の身体に触れる指先はじれったい。